12月6日

今日は久しぶりに映画の仕事(厳密にはテレビだけど)があって、やっぱりこっちの仕事の方が向いてるなとは思った。嫌だけど。

その帰り、渋谷駅の山手線乗り換えの時にマーピポとすれ違ってめちゃくちゃビックリした、噂すると見かけるもんなんだな本当松だからな?ライブとかも行った事ないから現物をみたのは初めてだったんだけど、想像以上に高圧的なオーラが一切なくて、そんなのズルいじゃんって思った(全身赤くはあった)。ブログに悪口書いてるこっちが悪いみたいじゃんって思った。まあ実際100でこっちが悪くてダサいだけなんだけどさ。

 

確かにクラスの嫌な奴とかも掃除の時間とかに数分だけ話すと案外いい奴だったりするし、そういうのって人の狡さだよなって思う。狡いっていうのは相手の中に無意識にでも善性を探してしまう自分自身と、そんな善性を無意識に備えてる全ての人がって話。

そりゃ全員いい奴だもんな。人だもの。

でも人の悪口は言いません、全員許します、みたいなスタンスでいるのって私はどうしても出来ないんだよな。

誰かの事を好きと思っている時と同じぐらい、誰かの事を嫌いと思っている時に私は生きていると感じる。精神的に磨耗している時ほど他人の中に善性を探してしまって悪い意味で物事のバランスが保たれて結局何も言えなくなってしまう。

こういった事の匙加減ってそれぞれに納得できる按配をみつけてどうにかするんだろうけど私はなんか最近そういった事が本当に壊れてしまった。でも、やっぱり嫌な人は嫌だし、私自身が間違っているとはあまり思わない。ほんとうに説教されてる小学生みたいな事を言っているな。

ハラスメント系の上司ほどお菓子とか物くれたりするのってあるあるだと思うんだけど、多分ああいうのって本人の中で善性のバランスを保とうとしてるんだろうな。それでそれをすんなり許せる人って私の思う以上に世の中に多いんだと思う。

 

さっき、おもちゃ病院に出していたおもちゃが治ったとの連絡があって少し元気になった。でもやっぱり色々悲しいや。チバも死ぬし。なんか色んな人とすれ違ってるんだろうなとは思うけど、どんどん嫌いな人が増えていく。

夜に散歩をしていたら巨石が転がるような低い音が聴こえてきて、耳を澄ませるとそれはマンホールの底から聴こえる下水道の音だった、寂しい冬の音という感じがした。

皆さんにとって2023はどんな一年でしたか?色んな事があったともいえるし、結局何もなかったような気もする。よかったら2023年の感想を私に送ってきてみてください。待ってます。

来年もまた………